2018_04
25
(Wed)23:07

深夜放送

夜勤の仕事をしているので、出掛ける時間は深夜、帰って来るのは明け方です。
行き帰りはCDやiPodの曲ではなく、深夜放送を聞いています。
何の番組を聞いているかというと…ANNとかじゃなくNHKの『ラジオ深夜便』。
NHKなので全体的に落ち着いた番組構成ですが、これが意外と面白いのですよ。

11時から明け方5時までの長時間なので、たくさんのコーナーがありまして。
それぞれのコーナーには幅広いジャンルからのゲストが呼ばれ、様々なテーマでトークが繰り広げられます。
ゆるい日常のお話から世情を反映したシビアなお話まで。毎日聞いていても飽きません。
例えて言うなら、ラジオ版オムニバスエッセイ集って感じでしょうかね。
今まで触れたことがなかった話題も、深夜の静かな雰囲気の中で聞くと自然に頭の中に入ってくる気がします。

個人的に気に入っているのは、深夜便ぶんか部というコーナーで月イチに放送される「文豪通信」
文豪たち書いた手紙をテーマごとに取り上げ、エピソードを紐解いて行く内容。
友情にまつわる手紙、新年のあいさつ、新人への励まし、別れの手紙…etc。
さすがに言葉を紡いで生きた人たちですから、深みのある長文もあれば簡潔でも心に残る文があったりと面白いですね。恋文の回は個性豊かだったなー(笑)。それぞれ”らしさ”垣間見えて。
深夜便ぶんか部は、この他にも面白い回がたくさんあるんですよ。
古い道や町を紹介するコーナーや、昆虫いろいろ話など。

その他、栄養士さんやシェフの方々が食や健康についてお話する「からだの知恵袋」&「ごはんの知恵袋」
画家やアートにまつわる美術館に行こう的なコーナー。
一般的にはあまり知られていない地域に伝わる伝統野菜を紹介するコーナー。
高い山じゃなく、敢えて低い山を歩き紹介するコーナー…などホントに多種多様な話題がいっぱい。
それと、ゲストとのミッドナイトトーク。
多くの方が登場しますが、室井滋さんの回がホント面白くて楽しくっておすすめ!
六角精児さんやタケカワユキヒデさんの回も面白いなー。榎本孝明さんの回はしっとり穏やかで聞きやすい。
これらのコーナーは、大体最初の11時〜1時くらいまでのコーナーです。

で、2〜3時台は仕事中なので殆ど聞くことは出来ないのですが、音楽や落語などの放送が多いみたいです。
クラシックやジャズ、名曲ポップスやロック、歌謡曲にGSにサントラ…とこちらも取り上げられる曲やテーマは様々。
最近の曲はあまり掛からないみたいですけども、ジャンルを超えて色々な曲を聞けるのは良いなあ。
4時台はたまに仕事が早く終わったときに、少しだけ聞けることがあります。
「明日へのことば」というロングインタビューや、欽ちゃんとゲストが人生論を語るコーナー。
大蔵流の狂言師の方が語る伝統芸能の話、明治維新150周年として近代日本の歴史人物を語るコーナー。
あと、またまた文豪のネタですが、文豪が残した絶望的な名言を紹介するコーナー(笑)。
そうそう、声優さんがゲストに登場するコーナーもありますよ!
3月頃だったか、帰りにラジオつけたら和彦さんが出ててびっくりしたよ!(笑)。

と、長時間に渡ってたくさんの話題を、たくさんのゲストを交えて聞くことが出来て楽しいです。
1コーナーは長くてもせいぜい15〜30分程度なので、それほど気負いせず聞くことも出来ますし。
眠れない夜に聞いていても、全然疲れない深夜放送です。
2017_04
02
(Sun)20:22

ゴッドファーザー



年末年始にBSで「ゴッドファーザー」シリーズを一挙放送してまして。
去年「91Days」を見たせいもあって、改めてちゃんと見直したいなあと思っていた矢先の事だったものですから、録画しておいたのです。
でも、なかなか見る機会が出来ずに今日に至ってしまいました。
何せ長いんで…時間が(焦)。
1作目が177分、2作目が200分、ラストの3作目が161分…。
気軽に「さあ見ようか」とは行きませんよ。腰を据えないと!
(まあLOTRシリーズもすべての作品200分超えですけどね…何度も見てますけど★)

で、ようやく重い腰を上げて1作目を見終えました。
うーん…やっぱり何と言いますか、これはある程度年齢を経ていないと、本当の良さが分からない映画ですね。
古い映画を見ることにハマった時期があったのですが、まだその頃は自分も若かったので「マフィア映画の金字塔的な映画」というありきたりの印象しかありませんでした。
確かに間違いないんですけれど、改めて今見るとマフィアの抗争よりもキャラクターに目が行きます。
ドン・コルレオーネという人物の、圧倒的な存在感。
彼がいたからこそ、他のキャラクターたちが生きてくる。それほど大きな人物。
家族&一族の絆の強さ、故の脆さ、危うさ、すべてが見えてきました。
そんな作品を、これでもかと盛り上げる音楽や演出、カメラ技術…どんどん作品に厚みと深みが増していく感じ。
長い時間の映画なのに、途中で止めることが出来ないです。すごいな、本当に。
最後まで一気に見たくなる。時間を割いてでも、ノンストップで見ないと気持ち悪い…と思わせる。

ギャング映画といえば、私は「アンタッチャブル」が大好きなのですが、それと比べると「ゴッドファーザー」はギャング映画、マフィア映画というより人間ドラマって気がしますね。
「アンタッチャブル」はマフィアと捜査官の闘いなので、正義と悪の闘い。
「ゴッドファーザー」はマフィア同士の抗争だから、正義とか悪とかないんですよね。
そのかわりに、ファミリーという自分の組織が存在する。
ファミリー=家族の絆が深ければ深いほど激しくなる抗争。その中で生きる人々、関わる人々。
ひとりひとりの姿を、こぼれることなく不思議と目で追いかけてしまう。
不朽の名作と呼ばれる所以、改めて実感しました。

だけど…きっと私はまだこの作品の良さを半分も理解できていない気がする。
若い頃から比べたら理解できているだろうけれど、まだまだ魅力は詰まっていると思う。
あと5年、10年経ってもう一度見たら、違う良さに気付くかなあ。
私の頭じゃ一生かかっても無理かなあ(苦笑)。
でも、そんな風に別の面白さが分かってくるのなら、年を取るのも良いもんだって気がしないでもない…?
と、残り一週間ちょいでひとつ年を食ってしまう自分に、無理矢理言い聞かせるのでありました(笑)。
2017_03
17
(Fri)05:19

SO!選挙

Dlifeが開局5周年だそうで、先日海外ドラマの人気投票をやっておりました。
いくつかのジャンルに分けて1日3つまで選択可能…だったかな?
気付いたときに私もポチっと投票していたのですが、投票結果が出たらしくチェックしてみると。

◆海外ドラマ SO!選挙

へえええ〜。ちょっと意外でした(個人的感想)。
何がって、「クリマイ」より「NCIS」の方が順位が上だったこと。
てっきり「クリマイ」が上で、トップは「CSI」だと思ってたのだけど…違いましたね★
しかも「CSI」本家はランク外で、スピンオフシリーズの「マイアミ」が10位と。
本国で番組は終了しているけれど日本ではまだまだ放送しているし、犯罪捜査系のドラマでは知名度も人気もトップだと思っていたのですが。
ランクインした10作品の中で、私が見てるのは3つ。
意識して継続して見ているわけじゃないけど、時々何となく見ているのは3つ。
ちなみに私が投票した作品は3つランクインしています。「NCIS」「クリマイ」、そして「ER」
「ER」は現在再放送していることもあるでしょうけれど、他の作品と比べたらかなり古い作品。
それでもトップ10にランクインしているということは、やっぱりそれだけ名作なんだろうなって思います。
ええ、私も投票した3作品のうち1位を選ぶとしたら、迷わず「ER」です!。
(Dr.HOUSEも投票したんだけどなあ〜)

「メンタリスト」がそんなに人気だとは思わなかったけど、刑事ドラマor犯罪捜査ドラマとしては他のタイトルと比べて見やすいですよね。
「クリマイ」「NCIS」「CSI」は凶悪犯罪やサイコパスみたいな犯人が多いから、目をそらしたくなる場面も結構あるんです。
それと比べると「メンタリスト」は柔らかい。
主人公のパトリックが警察官じゃなく、霊能者みたいに犯人の心理を読み解きして追いつめるのが仕事。
拳銃も持ってないし犯人を逮捕することは出来ないから、ドンパチには関わらないし手も殆ど出さないのでエグいシーンも割と少なめ。
博識で何でも出来て、皮肉屋だけど子どもには優しい。荒っぽいことは苦手だけど銃の腕前は文句無し。
しかもイケメンでモテる。けど飄々として相手をさらっとかわす。実は暗い過去を持っている…。
特徴を挙げてみると…こういうキャラ設定がツボの方、多そうだな(笑)。
(…私の中の友雅さん、まさにこういうイメージだ…)
私はたまに見る程度ですが、機会があれば一気見しても良いなと思ってます。面白いですよ。

ところで、誰ですか「ギブスの声が好きです」とコメントした人ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ。
(オリジナルのかしら、それとも吹き替えのかしら…←後者っぽいなww)
2017_03
06
(Mon)19:04

清水玲子先生ダー!

浦沢直樹先生が、同業者の漫画家さんの作業風景をカメラで追いかける「漫勉」シリーズ。
3月からシーズンがスタートしたのですが、シーズン4の第1回に登場されたのは清水玲子先生。
キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!
清水玲子先生ですよ!!!

これはもう、萩尾望都先生に続き正座待機しなければならない回だ!

で、録画しながら見ていたんですけれどもね…(再放送まで見ちゃったぜ)。
ドライアイになりそうだった、瞬きすることも惜しくて。
ため息しか出なかった……。

何て美しい描線…。シャープで流れるような、でも無機質ではないなめらかな描線…。
でもペン入れだけじゃなくて、鉛筆での下書きの時点からあの美しさは既に出来上がっているんだ…。
もう一緒に動画見ましょうよ皆さん…眼福味わいましょうよ…。

◆浦沢直樹の漫勉|清水玲子

一本の鉛筆から、一本のペンから、真っ白な紙の上に人間が生まれ出てくる。
薪の髪の毛の緻密な描線…もう、うっとり。なんて美しい…。
番組内で浦沢先生もおっしゃっていたけれど、清水先生の絵は間引いた線、絵の風通しが良い、というのは納得。
緻密なのに過剰過ぎないんですよね、書き込みが。
「秘密」にしろ「輝夜姫」にしろ、割とハードでエグい内容や表現があるじゃないですか。
そういうストーリーの作品は背景や画面構成も含めてリアルさを追求しがちなのですけれど、絵柄によって合う合わないがあるんですよね。
清水先生の絵柄に、写真を加工したような背景や小物を合わせたら…やっぱり重苦しい気がします。
それに、美しく描かれた人物たちが背景と噛み合なくて潰れてしまう。
だから前述の「風通しが良い」という表現に、思わずうなづいてしまいました。
人物でストーリーを描いて行く。清水先生の作品は、そんな感じでしょうか。
美しいキャラクターたちに目を惹き付けられながら、気付いたら話がとんでもないエグい内容になってたりして。
「女性の方が生命に近いところにいるから、躊躇なくドーンと描ける」…なるほど。
吉田秋生先生の「吉祥天女」で小夜子が言っていた台詞みたいなものでしょうかね。
(あの台詞はホントにゾクッとした…女性だから尚更。男性はまた違う意味でゾッとすると思う)
残酷なほどグロテスクで、タブー、インモラル的な部分まで描く。
端麗という言葉がぴったりな美しい画で、正反対の世界を容赦なく表現してしまう。
清水先生凄まじいですよ…。

そんな清水先生の作品。「秘密」や前述の「輝夜姫」などは既に有名作品ではありますけれど、個人的に一冊おすすめ揚げておきます。

◆Deep Water〈深淵〉


時期的に「秘密」の本編連載が終了したあとの作品でしょうか。割と最近の作品。
半年くらいの短期連載だったので、全一巻なので読みやすいかと。
…いや、内容は決して読みやすくはないな…(苦笑)。
「秘密」に近いようで、もっと深いインモラルな部分がね…ハードな事件展開も多いし、もしかしたら受け付けられないという人もいるかも。
でも、相変わらずの美しい画面で、悲しく辛く切なく激しい物語が描かれている。
誰かの犠牲を背負ったハッピーエンド。
クライマックス、海外ドラマ&洋画を見ているかのよう。ラストも好きだなあ。

2017_02
25
(Sat)05:41

ダウントン・アビー

「ダウントン・アビー」シーズン5が終わってしまいました…。
次がファイナルシーズンらしいので、いつ放送するのか今から気になっています。

「クリマイ」「NCIS」などを好んで見ている私から見たら、「ダウントン・アビー」はかなり毛色が違う作品。
1900年初頭の英国を舞台に、お屋敷に暮らす貴族たちと使用人たちの生活を描いています。
英国貴族の豪華絢爛な日常生活、貴族だからこそのしがらみ。
身分違いの恋、使用人同士の人間関係…色々な視点から話は進んで行きます。
第一次世界大戦とアイルランド独立戦争の勃発により、世情とともに貴族を取り巻く環境が変化していく姿はとってもリアル。
ファーストシーズンではあり得なかったことが、シーズン5にもなると当たり前のようになってきて。
家柄に縛られていた貴族の娘たちも、自由に声を上げ社会奉仕に自ら関わることも出来るように。
恋に関しても相手を自分で選ぶという、現代の強い女性像に近付いて行きます。
使用人たちもただ雇われて厨房で働くだけでなく、世間を知るために勉強を始めたり資産運用を考えるようになったり。
貴族自体の財政は厳しくなり、これまでみたいに悠長にはしていられない厳しい情勢ですが…。

元々日本史ばかりに目を向けていた私からすると、忠実に英国貴族の日常を再現して描いたこの作品はとても新鮮。
日本の貴族と英国の貴族は似ているようで違うでしょうし、きらびやかなお屋敷やインテリア、パーティーのお料理や狩りなどの習慣など、見ていてとても楽しいです。
時に、不条理すぎる事件が起こって『当時では仕方ないんだろう』と分かっていながらやきもきしたり。
世間知らずの怖い者知らずなお嬢様方にハラハラしたりも(笑)。
それらすべて普段自分が気に留めない世界なので、だからとても楽しめました。

そういえば、劇場版を作るという噂をちらっと最近耳にしましたが…果たして?
まあそれよりも、ファイナルシーズンの放送が今は待ち遠しいです。
今回のラストはみんなそれぞれにハッピーエンドのほんわかした最後だったので、本当の最後にみんながどうなるのか気になってたまりませんよ!
早くシーズン6の放送お願いしますよー!

※一言ネタバレ

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