2011_03
30
(Wed)12:49

雨ニモ負ケズ

先週、たまたまBSフジで放送していた小山薫堂さんの「小山薫堂 東京会議」という番組を見ていたのです。
あまり見たことのない番組だったんですけど、小山さんを中心にいろいろな話題を取り上げて会議しながらディスカッションする番組…なのかな?

で、先週は俳優の渡辺謙さんと小山さんが、今回の地震で被災した方々へ応援メッセージを送る、「kizuna311」プロジェクトに関して、渡辺さんや賛同者の中井貴一さんたちが参加して、このプロジェクトについてのディスカッションをされてたのです。
「kizuna311」のHPでは、たくさんの俳優さんやタレントさんが、直筆の手紙や動画などで応援メッセージをUPしているんですけれども、そこで渡辺さんが宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」を朗読しているんですが。

以前にも何度か書きましたが、私の人生の座右の銘は、この「雨ニモ負ケズ」です。
座右の銘というか、自分が目指している最上級の理想の人間像です。
どんな人間でありたいか、どんな人間でいたいか。
そう尋ねられたら迷い無く、この詩に描かれている人間のようになりたい。
詩の最後の一文、まさにそれがいつも抱いている私の気持ちというか、信条。
難しいですけれどね、こういう人になるのは。
でも、全部が無理でも…心掛けることや反省するとき、軌道修正するための指標にはなるんじゃないかな。
そんな風に思いながら、いつもこの詩を心の中で反芻しています。

改めてこの詩を唱えてみて、もしかしたらこの言葉は今だからこそ誰もが、ちゃんと理解して読むべきな文なんじゃないかなあ、と思いました。
宮澤賢治の故郷は、岩手県花巻市です。
あまり報道はありませんけれど、きっとかなりの被害を受けているはずです。
だから敢えて、この詩を考えないといけないんじゃないかな。
番組で中井貴一さんが言っていたのだけど、「被災している方は充分に頑張っている。頑張らないといけないのは、支援する者たちじゃないか」とかだったかな。
そんな風に頑張る人たちの姿が、被災された方たちを力づけてくれることもある。
昨日のサッカーだって、先輩のオガサがサッカーを頑張っている姿、大船渡高のみんなには力になったよ。
カズのゴールだって、サッカーが好きな人たちの気持ちを盛り上げてくれたはず。
サッカーや野球、コンサートなどは電気を大量に使う必要もあるかもしれないけど、それらは予め対処法などを考えておいて、場所や時間を考えていけば、出来ないことではないと思う。
そういう習慣が身に付けば、すべてが落ち着いた以降もエネルギー節減になるんじゃない?
だったら今後の日本にも役立つことになるのではないかな。

私も被災してライフラインが復旧せず、真っ暗な明かりひとつない中で、車の中で母と寝泊まりしていました。
一晩中カーステのラジオをかけて、延々ローカル局の災害ニュースを聞いていました。
まったく音楽もない、ただ深刻な事情だけがアナウンスされるばかりのラジオ。
確かにそれらは重要な情報源ではありますけど、それだけ緊急事態なのだという気持ちが抜けず、落ち着いて眠る事が出来ませんでした。
一週間が過ぎてラジオをかけたら、ニュースの間にささやかな環境音楽が入るようになって、その音にものすごく安堵感を覚えたのです。
そんな風に、音楽ひとつでも人間の心って、ほっと安まる瞬間を与えてくれるんですよ。
あまり神経質に自粛とかしないで、それらがみんなにとっての心の支援になることを、忘れないでいて欲しいなあと思います。

被災されている方々にも勿論だけど、被災地外にいる方こそ、この「雨ニモ負ケズ」の意味を、今だからちゃんと理解してもらいたい気がします。
冷静に、しっかりと意味を考えてみてください。
もちろん、私自身もこれからも、こんな人間になるように試行錯誤しながら、努力し続けていこうと思います。


kizuna311

雨ニモ負ケズ」(青空文庫)
2011_03
29
(Tue)04:31

10年間ありがとうございました

手前味噌ですけど、サイトを開設して3/28で満10周年でした。
これまでご訪問下さった皆様、今も通って下さった皆様、お付き合い下さったサイトの皆様、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、今も「遙1/友あか」を楽しく書き続けていられます。
心から感謝いたします。

こんな現状なのでせっかくの10年だというのに、何も出来ないのが心苦しい限りなのですが。
ご挨拶と書き下ろしだけ、何とか一時的にPC繋げてUPしました。
何てことのない、普通の平凡な日々が一番幸せです。
そんなあったかい感じを、味わって頂けたらいいなと思います。
簡単ではありますけれども、お伝えするのはこの言葉しかありませんので。

皆様に「ありがとう」と、今後とも「よろしくお願い致します」。
2011_03
23
(Wed)13:51

PC使えるのは会社だけなんです★

えー、昨日に引き続き、会社でブログ書いております。
家では出来る限りの節電生活をしているため、まだPCを設置し直していないんです。
それに、何度も余震が続きやがるから!!

何だよ今朝の震度5ってのは!
せっかく直した本棚の本が、いくつか床に落ちたじゃないのよ!
どんだけ時間掛けて片付けたと思ってんのよ!
これじゃいつまでたっても、足の踏み場が無くて部屋が狭いじゃないのよ!

地震のバカ!
こんだけ十分暴れたんだから、今後数百年くらいは黙って静かに寝てろ!

…とまあ、言いたくもなりますね(笑)。
そういうわけでPCも、落下物とか倒れて液晶がぶっ壊れたら怖いので、まだ温存中です。
Twitterの方は携帯でちょくちょくつぶやいてますけど。

それでもねえ、PCもいじれないんじゃ気分転換もあまり出来ないし。
テレビとかDVDは、見たりしてますよ、夜中に。
普段は居間で母と見てますが、自分が好きなものは部屋でひとりで見たいしねえ。
なので、母が寝たあとで部屋の電気つけたりします。
自分自身が電気使いまくりな環境なので、みなさんが寝静まったあと電気使用量が減った頃にコソコソ動き出すと言う…完全な夜型に(笑)。

テレビはそれほど見たいものはないし、被災情報もいろいろ見ていると情報が混乱するので、じっと見続けてはいないですねえ。それに、あまり見ていると気が滅入る。
でもって、どのみち地元に関する被災情報はあまりないしね…風評被害くらいだものね。

でも、昨日茨城が被災したことを知って欲しい、と書きましたけれど、その後に地震の起こった地区は、被害はどうなんだろう。

3/11のあの地震があった日の深夜、というか12日の明け方かな?
夜中の3時か4時くらいに、長野で震度6くらいの大きな地震が2回ありましたよね?
確か長野から新潟に掛けての地震だったかな。
震度6って、3/11の水戸の震度と大差ないから、かなり大きかったと思うのですが、全然報道されてないし。
あと、静岡でも大きな地震ありましたよね?
発生当時は報道されてましたけど、その後は全然取り上げられていないので、各地がどうなったのかと気になっています。
決して被害が一切ない、とは思えないんですけど…。
でも、被害は少なければ少ないほど良いです。
個人的に知人もいないので、情報もなかなかリアルに分からないですけれど、最小限の被害でありますよう祈っています。
2011_03
22
(Tue)14:55

まあ一応元気です

11日の早朝以来、ブログを一切更新していないもので、何となく分かった方もいらっしゃると思いますが、11日の地震で被災してしまいましたです。
とはいっても、私の住む茨城県水戸市は海から離れているので、津波などの被害はありませんでした。
が、地震から約2日近く停電と断水というライフラインが止まり、車の中で寝る日々を送っておりました。
当時の状況は、まだ今回の震災が完全に落ち着いていないので、あまり口にしないでおきます。
ただでさえテレビで繰り返される悲惨な映像に、いつまでも心が落ち着かない被災者の方もいらっしゃると思うので、不必要な不安を蘇らせる内容は、やめておきます。

水戸地方はその後、生産者や地元の食料流通が改善してきて、飲食物についてはほぼ問題ないです。
店を閉めているところもありますが、商店街や小売店の八百屋さん、お肉屋さん、パン屋さん…それぞれ頑張って営業してくれています。

こうして見ると、茨城or水戸は軽度で済んだ地域なんだなあ、と思うかもしれません。
実際テレビなどの被害情報では、東北地方の情報が殆どで茨城が取り沙汰されるのはあまりありません。
でも、今もまだ水が使えない地区もあります。
電気が通らないところもあります。
JRは復旧しつつありますが、水戸から上野までの路線はまだ途絶えたままです。
ガソリンスタンドは給油する車でどこも行列で、トラブルも多発する始末。
私も10日ほど過ぎても、未だに給油が出来ずにいます。
赤ランプ点灯寸前だというのに、スタンドは列が連なりとても並べません。
水戸の隣、大洗町は4m以上の津波の被害を受けました。
県北の北茨城市では、6m以上の津波が襲いました。

犠牲者は20人前後で、東北の方々の辛さや苦しさから比べれば確かに軽度です。
それでも、死傷者が出て、自由な生活を奪われ、日常に戻れない場所はたくさんあるんです。
茨城も被災地であることを、どうか知ってもらいたい。
報道がされない状態で、「茨城は見捨てられたんじゃないか」と不安になっている方、かなり多くいるんです。
一刻も早く手を差し伸べる必要があるのは、東北です。
私も落ち着いたら、何かしら力を貸したい。
自分が被災し、辛い想いを直に体験したからこそ、そう思うんです。
茨城を優先して助けを、とは言いません。東北の被害は桁が違うし深刻です。
でも、茨城や千葉もこうして被害に遭いながら生活していることを、まずは分かってもらいたいです。

毎日毎日、余震ばかりでちょっとうんざりな日々。
いい加減落ち着けっての!と、土壌を蹴り倒したくなるくらいです(苦笑)。
ライフラインを一度失って、改めて思う重要さ。大切に、無駄にしてはいけない。
水道の水を汲むとき、庭の植木に水をやりながら「この水を使わせてもらいます、ありがとう」と、いつも感謝。
計画停電に参加してくれる地区のおかげで、停電を回避出来ていることへの感謝。
ほんのちょっとでも、もう無駄には出来ません。
大切にしなくては。
もちろん、この命もです。

以前のような生活に戻るには、数年じゃとても無理かもしれないけど。
そんな風にして、毎日がんばって生活しておりますよ。
一歩一歩でも、前に向かって行きましょう。
茨城以外の被災地が、少しでも好転しますように、私も頑張りますよ。
2011_03
11
(Fri)01:38

15年間

昨日のBSでの放送で、「ER」が最終回を迎えました。
最終回と言っても、これまでのような各シーズンの最終回ではなくて、本当の最終回。
後にも先にも、今回がおしまいです。
これから新しい「ER」が放送されることはないんです。

いやあ…何かいろいろと感慨深いですね。
全15シーズン、約15年間の放送でした。
もちろん、サザエさんみたいに毎週放送しているわけじゃなく、シーズンに分けての放送ですが、それでも日本では96年の4月からの放送でしたから、本当に息の長いドラマでした。

最初はBSで放送していましたが、その後地上波で再放送があって。
BSを契約したのはそれほど前ではなかったので、私は結構地上波で最初は見ていた気がします。
でも、ファーストシーズンから見ていたわけじゃないですよ。
どこらへんから見ていたかと言うと…あまりはっきりしないんですが、後にファーストシーズンからレンタルで見直したとき、マークが暴漢に教われたという話に記憶があったので、多分シーズン3くらいから、ちょこちょこと見ていたんじゃないかと思います。
そう考えても、ざっと10年以上は「ER」を見ていることになる…。
となれば、いろいろと思い入れが入るのも当然と言えますねえ。

たくさんのドクターやインターンたちが登場し、いろいろな形で現場を去って行ったものだなあ、と、今回の最終回放送まえにオンエアされた、「レトロスペクティブ(出演者やスタッフが想い出を語る特別番組)」を見ていて思いました。
そして、いろいろなエピソードがあったなあ。
印象に強いのは、やっぱりシーズン8のマークが息を引き取ったラスト。
それと、ジェニーがHIVに感染してカウンティを去るエピソード。
HIVポジティブであることに悩みながらも、それに前向きに付き合って歩いて行こうっていう、彼女のりりしさが素敵だった。
あと、シーズン6のルーシーとカーターが事件に巻き込まれたエピソードかな。
ルーシーたちの話は内容がちょっとアレなので、地上波では2回分放送自粛があったようで。
でも、あの回を吹っ飛ばすと、ストーリーがつながらなくなっちゃうのよね。
そのせいなのか、何度もそこの回を私は見逃してしまっていて、「あれれ?」って事が多かったんですが。

何だか私は、いつも同じ回を見逃す癖があって。
上記の回もそうなんですが、ダグがカウンティを去る回も殆ど覚えてなかった…。
そして最近のシーズン15の19話。
キャロルとダグが久々に登場する回だったから、見たかったのに…その回だけ見逃した!
再放送があるからこの回だけは…と思っていたのに、直前で忘れて結局見ていない!
ああ、何でだ~!!

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2011_03
01
(Tue)13:34

3月になっちゃいました

2月は日数が少ない事もありますが,あっという間に今日から3月です。
でも、相変わらず肌寒い一日。
昨日なんかもんのすごい強風の大雨ならぬ大みぞれで、車のフロントガラスがシャーベット状に
午前中は雪なんかも降ってて、散々でしたが今日は雨で終わるようです。
そろそろ、雪は勘弁してもらいたいですねえ…。
日曜は↓こんなに青空の良いお天気だったんですよー!
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ちなみに、弘道館横の鹿島神社敷地内にある梅林の梅です。
弘道館は入場料かかるけど(200円程度だが…)、こっちは無料なので、この時期に前を通る機会がある場合は、寄り道していきます。
水戸では梅まつりが始まっていますけど、まだまだ咲き始めですかね。
でも、上の写真みたいに咲いているものもあるし、それなりに愛でることは出来そうです。
全体が見頃なのは、きっと10日前後くらいだと思いますよ。
桜のようにあっという間には散らないし、咲く時期もばらつきがあるので、長い期間楽しめるのが良いです。
梅の花の、ころっとまるい感じ、可愛いですよね。
桜の壮大さには敵わないけれども、愛らしさは負けてないと思います♪

で、この時期に弘道館前を通ったということは、毎年恒例の…ええ、4月の狂言のチケットを引き取りに行って来たんです。
あー、今回はホントにチケット取るのが厳しかったです!
友の会の会員なので、先行予約にチャレンジしたんですけれど、発売スタートにも関わらず、既に2F席…。
維持会員、友の会会員、一般と3回に分けてチケット発売されるんです。
もしかしたら一般の方がいいかな?と、先行を諦めて一般に回りました。
そしたら…また発売開始直後なのに、もう2F席…えええええ!
これ以上後はないし、もう選り好み出来ませんので、結局2Fの2列目というお席になっちゃいました…。

うーん、どうしてこんなに今回厳しかったんだろう?
狂言は1ステージに2演目、休憩挟んで行われるんですが、今回珍しく両方に萬斎さんが出られるからとか?
えー、それだけでこんなに急激にチケット争奪戦が苦しくなるものかなあ?
だって毎年萬斎さん、出演されてるし。普段は一演目だけだけど…。
それだったら、去年前説をやって下さったときの方が、プレミアっぽい感じあるけど~。
(ご本人も「あまり解説する機会はなくて」とかおっしゃってたし)
演者としてではなくて、普段の調子でトークされてた去年の方が、貴重だった気もするけどなあ。
(あ、去年は正面の6~7列目でした)

まあ、取り敢えずチケット取れただけでも、良いとしますよ…。
引取りに行ったとき、後から来たおばさんは3F席だと言ってたし。
2F席は何度か経験あるけれど、ぐっと下に張り出しているから見やすいし、髪の毛や着物の柄まで分かるくらいだもの。
ただ…こう配が急なので、立ち上がるとくらっとしますが★