Article page

by

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
めぐさん
Posted byめぐさん
by

W杯はもうしばらく続きますけど、日本について語るのは今回でおしまいですね。
残念ながら7月の勝利の歌を聞くことは、出来ませんでした。

ラストとなったパラグアイ戦については、ややミスが多く見られたような気がします。
中盤でボールをカットした際、それを向こうに取り返されることが多々あって。
せっかくつないだボールも、あっさりパラグアイに持って行かれるという、中盤の繋ぎ部分に粗さが目立ちました。
けど、それでもDF陣の気合いは負けていなかった。
中澤・闘莉王・そしてサイドの長友や駒野の粘りは、失点を0に塞ぐことが出来た、気合いの鉄壁でした。
彼らの勇姿は、見ていて本当に頼もしかった。
それは今回の試合だけじゃなく、4試合全てに通じてのことです。
だから、もう少し中盤が丁寧なボール運びを出来たなら…と思いました。
惜しいシュートやプレイもあったから、もっとボールがつなげれば、得点出来る可能性は増えていたと思います。

でも、逆に言えば…それだけ向こうは手強かったって事実もあるでしょうね。
「デンマーク戦のように攻撃を…」って言葉が聞かれたけど、デンマークのようには行かないチームだった。
もっと手強く、もっと攻撃的で、もっと戦術に長けていて、強豪相手の大一番の試合にも慣れている。
この間の試合みたいには、すんなり行けないほどの相手だったんだろうって気もします。
得点は残念ながら取れなかった。
でも、失点はしなかった。
勝ってもいないけれど、負けていなかった試合だと思います。

延長まで0-0で、そして大会初のPK戦。
で、結果は御存知の通り、駒野のシュートがゴールポストに弾かれて失敗し、それで日本はベスト8進出を閉ざされました。
駒野が外したせいで、という人もいると思う。
確かに試合は負けた。それは事実。PKの失敗で負けたと言われるかもしれないけど。

でもさ、ここまでの代表の成果の中に、駒野は十分健闘を注いで来たじゃん!
彼が粘ってくれなければ、0-0まで持ちこたえなかったよ。
もちろん、得点していれば問題なかったのけど。
それはそうなんだけど、この4試合でどんだけ彼がチームの魂となってくれていたか。
PKに関しては、完全に運任せです。
技術や経験もあるかもしれませんが、ほぼここまで来たら運次第。
どんな結果であろうと、誰にも責任はない。
たくさんの試合でPKを見てきましたが、特に試合中でのPKよりも、延長戦後のPK戦に関しては、私はそう思っています。

それに、誰がどんなことを言おうと、
駒野に責任を押し付けるような、そんなチームじゃないだろ。

駒野がPKを失敗したあと、戻って来る彼を列の間に挟んで、落ち込ませないように肩を抱いて並んで膝づいたメンバーたち。
それを見たら、何かホントに良いチームだったんだなあ、と改めて思って…涙が出て来ました、嬉しくて。
所詮サッカーっていうものは、組織力のゲーム。
やっぱり結束力が物を言うのだな、と今大会で改めて思いました。
その中で、今回の日本代表チームはまさに良いチームだったと思います。
それが、ここまで粘って来れた、熱戦を繰り広げられた理由だと思います。
私、基本的に監督に対して批判はしない方です。
過去、オシムさんの初期にちょっと愚痴ったことあるけど、世の中の皆さんが言うように、岡田さんに対して文句は言ったことないですよ。
だって、岡田さんが窮地に立たされた時、思い切った采配で空気を変えることが出来るのを、ジョホールバルで見ているから。
例えどんな不安があっても、批判はしたことないです。
最後の最後に、何かやるんじゃないかと思っていたので。

今回の後半36分、岡田さんが阿部勇樹と交替で中村憲剛を入れました。
この采配はあきらかに、残り時間で勝負に出た交替。
これがバッチリ当たった。
阿部勇樹は良いプレーをしてたし、文句はなかったのだけど疲労もあった。
そこで憲剛が入ったわけだけど、憲剛が中盤に入ったとたん、それまですくわれていたボールが、パラグアイのゴールラインに入ることが増えた。
後半ロスタイムと延長での闘莉王の飛び込みや、岡崎の攻撃。本田くんの攻撃…そんなシーンがどんどん増えた。

がらりと展開が変わる、その試合運びの面白さ。
たった90分+αの時間の中で、チームが成長してゆく様子。
何て面白いんだろう。何て面白い試合をしてくれてるんだろう。
この時あたりから、自分としては勝敗とか関係なくなりました。
たった4試合。頼もしい選手たちの成長とプレー。
カメルーン戦で勝利し、オランダ戦で負けたとはいえ向こうを慌てさせ、デンマークに大勝し決勝トーナメントに進出。
そしてパラグアイを相手に、0-0で粘りながら戦いつつも、まだ成長しつづけている。
こんな代表の姿を、誰が思い描いたか…。
ここまでパラグアイを攻め込んでいる代表を、誰が想像出来たか。
一試合ずつ、想像を超えて行く。
ワクワクして来る、ゾクゾクして来る。
サッカーの面白さが、ここに来て日本代表の形で見せつけられた…何て嬉しいことか。

ジャイキリのコミック読んでた時、ガンナーズとの試合で窪田を椿が抜いた瞬間、マンガとは言えどゾクッと鳥肌が立つほど興奮した。
あんな試合を、本物のサッカーで見たい!と思った。
それを、彼らは見せてくれた。一番の大舞台で。
4回の試合の中で、前に向かう姿を見せてくれた。
それだけでも私は満足しているし、チーム全体にありがとうと言いたい。

ベスト8には辿り着けなかったけど、届かなかったわけじゃない。
可能性がまだまだ残されているということ。次を目指すものがまだ先にあることは、強みになるよ。
4年後のブラジルで、それを証明してくれりゃ良いのだから。

最高のW杯だった。
4回しかなかった試合だけど、それぞれの試合はすべて楽しい試合だった。
日本人で良かったって思った。
喜んで、楽しんで、驚かされて、そして涙したこと、満足です。
勝利の歌を聞かせてくれて、ありがとう。
また4年後にね!

そして、やっぱり今の気持ちは…この歌がしっくり来るかな。
めぐさん
Posted byめぐさん
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。