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手乗りスケキヨ(笑)。
スケキヨと言っても、「Cafe吉祥寺で」に出て来る黒猫ではございません。
黒というより白。白マスクの犬神佐清でございます。
前売券に先着順で付いていました。欲しかったんです、マジで(笑)。
何気に可愛いです(^^)。

ってことで、日曜日に見に行ってきましたのですよ。
「犬神家の一族」2006ver.を。

封切から二日目の日曜日で、なおかつショッピングセンター内にあるシネコンなので、
クリスマスの買い物客で朝から混雑。
または、「どうぶつの森」を見に来る子供、「BLEACH」を見に来る男の子、「エラゴン」を見に来る人や「武士の一分」を見に来るキムタクファンの方々、「硫黄島からの手紙」を見に来る方々などなど、映画館はかなり大混雑しておりました。
が、「犬神家」は比較的年齢層が高かった(笑)。
周りには年配の方が結構……(笑)。
出演者も若手より大御所の方が多いし、または私みたいに30年前のオリジナル版を見た方かな。
そんなこんなで、たっぷり楽しんで参りました。
感想はですね……びっくりした!あまりに30年前の映像と寸分違わない出来なので!!
30年後の現代で、あそこまで昭和の雰囲気を再現出来るなんてっ!
全体の雰囲気から、映像のトーンまで何もかもがあの時の「犬神家」にそっくりで、前日の特番で見た時には一瞬「これ、前回の映像だよね?」と真剣に思ったくらいに、何も言われなけりゃ分かんなかったかもしれない。
まあ、配役で判断は出来ますけど(あと、金田一先生が老けてるとか(苦笑))。

徹底して前回の形を残しているという基盤があってのキャスト変更だから、足場が固まっているせいで見ている方も安心して見られる。
すべてがリメイクされちゃうと、どこに見どころのピントを合わせれば良いか、迷ってしまうんだけれど、それがないから新しいキャストと前回との比較も出来るし、シーンやセリフが違うのを比べながら見ることもできる。
そうか、そういう意味でのリメイク版っていうことだったのか、と思うと何となく納得。
岩井俊二さんも言っていたけれど、こういうリメイク版っていうのもアリなんだなと思いました。

キャストは、石坂へーちゃんと神主の秀じい(大滝秀治氏)、等々力警部の加藤武さんなどの数名が前回と同じキャスト。
これもまたホッとするところですね。
もちろん30年前だから、同じへーちゃんでも年令が食ってますが、だからって違和感というものがあるのかというと、ない。
すんなり入って来られるのが、やっぱベストキャスティングなんだなあ。好きです、へーちゃん金田一先生LOVEです♪。
等々力警部もね、「よし!分かった!」は加藤さんじゃないとね!秀じいもいいわ。
前回の珠世サン役は嶋田陽子さんでしたが、今回は松嶋菜々子。どうなのかなーと思っていたけれど、雰囲気良かったです。

でも、一番感動したのは、松子さんを演じた富司純子さんです。
前回松子さんを演じたのは高峰三枝子さんだったのですが、高峰さんの圧倒的なほどの存在感というのがスゴくって、今回富司さんというのは「ちょっと線が細いかなあ」と不安があったんですよ。
見ている間も、どことなくそんな雰囲気は抜けなかったのです。だけど、ラストに見た富司さんの表情が、前回の高峰さんの姿にぴったり重なったんですよね。
最初は気になったことも、話が進むに連れてどんどん変わって来る。そして最後には、高峰さんの演じたあの雰囲気が、確かに富司さんにちゃんと浮かび上がっていて、松子さんそのものになっているの。
すごいですね、演技力ってこういうものかって思いました。
何か、女優さんの神髄を見た感じ。素晴らしかったです。

というわけで、思いっきり満足しました「犬神家」。
30年前のオリジナル版のDVDは持っていますが、今回のリメイク版も出たら、買っちゃいそうですよ!
めぐさん
Posted byめぐさん